東京国立博物館(東京) 番外編その2
トーハクの続きです。
医心方という最古の医学書だそうです。
平安時代のもの
ここは2階にある国宝室という部屋で部屋に国宝一点だけがドーンと展示されます。
ソウルの中央博物館みたいでいいねとは思うけどあっちの方が凄かった 笑
展示品は数週間からひと月で変わるそうです
これも国宝、、東大寺山古墳ってとこだけど天理市にあるらしい。
可愛いフォルム
そしてここ江田船山古墳の出土品
92点全てが国宝に指定されてるそうです。
この絵の可愛いこと🩷
背には文字も彫られてて・・
多すぎてじっくりと見る暇もなかった。
ホントは東京に来てなきゃ熊本に泊まりに行ってここに寄る計画でした。
先に出土品見ちゃった!
去年発掘から150年だったみたいです。
発掘してすぐ国が買っちゃったらしいけど、何点だけでも熊本に返してやらないかなー
地方創生になると思うんだけど
今度はもっとゆっくり見るぞと心に決めて
よく教科書でお馴染みのって書かれてるけど、私自身全く教科書で見た記憶なし。
もう少し勉強ちゃんとすべきだったなあ。
続く
東京国立博物館(東京)番外編
少し前の資料を見たので今はもう少し多いのかもしれませんが東京の国立博物館は89件の国宝を持っているそうです。
2年ほど前にそれらを一挙に公開する展示会をやっていたのは知っていて
行きたーい!!
とは思ったものの叶わず。
今回その中のいくつかを見ることができました。
一番に行ったのは法隆寺宝物館
灌頂幡(かんじょうばん)と読むそうです。
かんちょうばたで検索してたら全く出てこず。
幡とは仏教で使う旗のこと。灌頂とは菩薩が仏になる時、その頭に諸仏が水を注ぎ仏の位に達したことを証明することだそうです。
難しい😓
1300年前にこんなものが・・とただ感動🥹
きめ細やかで美しい
仏像がずらり
このお面も正倉院展とかで見たことあるけどそれより古い時代だそうで・・恐るべし
墨台, 水滴, 匙 国宝
この彫りの細かなこと!!
竜首水瓶りゅうしゅすいびょうと読むそうです
飛鳥時代の国宝
鵲尾形柄香炉じゃくびがたえごうろと読むんだって!むずっ!これも飛鳥時代
法隆寺献物帳
孝謙天皇は父親の聖武天皇の縁の品物を東大寺始め18の寺に寄進したとのこと。正倉院だけではなかったのねー
仲麻呂の字は前にも見たことあるけどあんまり上手くない。これもちょっと傾いてる!
人間臭くて結構お気に入りなんです。
聖徳太子絵伝
複製で、8Kでズーム画面でも見られるそうですが、傷んでてもわからなくてもやっぱり本物見たいです。
続く
仁和寺金堂(京都)149件目残り81件
いつか御室桜が満開になる時に行くぞ!といつも横目で見てた仁和寺
結局待ちきれず行ってしまいました。
いつもここ通るたびに立派だなと思ってた門を初めてくぐりました。
御室桜は3分咲と書いてますが、私の体感ではもうちょい咲いてた気がする
数々の小説にも出てくる有名な門跡寺院ですが、
白書院は長期修復中
ここで竜王戦とかやってるんだ
この日はお釈迦さまの誕生日
甘露の雨降ってきました。
雨の中眺めるお庭もいいもんです。
書院でゆっくりした後は
御室桜
手前は結構咲いてました。
満開とは言えないけどかなり満足
誕生日おめでとうございます。
さて肝心の国宝の金堂ですが、
スロープらしきものはあるけど、中に入れる気配がない。
??と思ったけど無理そうなので諦め、後で係の人に聞くと「入れませんでした?」と逆質問
普段は入れるのかなー
もやもやしながら・・
1611年建立の御所の紫宸殿を移築したものなんだそう。近世の紫宸殿唯一の遺構なので、国宝に指定されているようです。
ミツバツツジは見頃できれい!
多分またくることになると思います。
清涼寺(京都) 番外編(仏像)
清涼寺は京都嵐山にあるお寺で側を通ったことはあったのですが、中に入ったのは初めてです。
国宝建造物でもなし・・と思ったけど、桜の名所に名前が出ていたので激コミの渡月橋付近を避けてやってきました。
ここにある仏像2件が国宝指定されています
ひとつは本尊の釈迦如来像
これは本堂におられますが、毎月8日と春と秋の二ヶ月のみ開扉しているとのこと。
ということは、4月に訪問したのだから見ているはずだけど、既に記憶が曖昧です。
宋の仏様を模刻して作らせたものとのこと。
そして昭和28年にこの仏さまの体内から、模刻された時に一緒に体内に入れられたと見られる絹でできた五臓六腑が見たかったそう。
千年前に既に五臓六腑知っていた中国恐るべしです。
今その五臓六腑は仏さまの胎内に戻されて、レプリカは宝物館(霊宝館)で見ることができます。
そしてもう一件の仏さまもここ霊宝館におられます。ここも年四ヶ月のみの公開だそう。
霊宝館の仏さまは阿弥陀如来三尊
嵯峨天皇の子供で光源氏のモデルにもなったと言われる源融(みなもとのとおる)を供養するために作られたそうで、面影があると言われてるそうですが正直そこまでイケメンかっ?と言われるとわからないです。
何故か玄関入ってすぐのところにいらっしゃる
あんまり落ち着かないなー
何故ここに据えたんだろう。
本堂を遠目で
本堂からお庭に続く道
お庭も素敵でした。
ソメイヨシノは満開でした。
千本釈迦堂(京都)148件目 残り82件
ここは有名なおかめ桜🌸という枝垂れ桜を見に数年前に来たことがありました。
お堂が国宝ってこともその時に知りましたが、何せ全く興味がなかったので「ふーん」と思いスルー
てな訳で今回リベンジです。
前回は車で来ましたが(駐車場あり。無料)今回は🚌で。
有名な枝垂れ桜はわかってはいたけど終わり
その他の桜は満開
本堂は600円(宝物館込)
京都市内で残っている最古の建物らしい。
応仁の乱でほとんど残ってないらしく
2024年度新たに国宝6件、重要文化財36件が指定される予定と決定したのがほんの数週間前
彫刻の部では国宝指定は一件のみでここ千本釈迦堂の木造六観音菩薩像と木造地蔵菩薩立像
なんと素晴らしいタイミング!!
窓口でまだ東京から帰ってきてないものもあるけどと言われたけど・・
本堂を拝見した後
早速出来立てホヤホヤの国宝のある宝物館へ
霊宝殿
内部写真撮影禁止です。
写真お借りしました。
こちらが詳しいです。
両方見ることができて満足です。
海住山寺(京都)146件目 残り84件
さて、浄瑠璃寺を見て先の予定がいっぱいなのでこのまま滋賀へ向かおうとしたのですが、やっぱり行けるときに行っておかないと!と車をUターンさせて辿り着いたのが海住山寺
かなり山の上にあり駐車場は無料
国宝に指定されてるのは五重塔
桜は満開でした。
ここって本堂に入るのには500円(だったかな?)境内だけなら200円とかなり変わったシステム。今回時間もないので境内だけにしました。
境内はこんな感じです。
重要文化財は他にも
珍しい茄子のなんか(忘れちゃった)
ここが門
ここって体感車がひっくり返るんじゃない?と思うくらいの坂道でした。
車で来てもこんなに大変なのに、ここにこんなに立派な建物作るって・・・
大変だっただろうなーとしみじみ思う。
浄瑠璃寺(京都)本堂、三重塔144、145件目 残り85件
2024.4.7
桜を見に再び関西へ
1日だけレンタカーを借りました。
せっかくなら車がないと行きにくいところに行こうと浄瑠璃寺へ
勿論?ここも全く知らなかったお寺です。
奈良と京都の間位にあるのかな。
ここも残念ながら山の中ですが駐車場は有料でした。
ここの国宝は本堂と三重塔なのですが、本堂にいらっしゃる九体阿弥陀も国宝です。
桜の数は多くありませんがここは見頃
案内板
まずは本堂へ
堂内撮影禁止
写真お借りしました
九体の阿弥陀さまと、それ専用のお堂
30例位そんなセットは作られたそうですが、平安時代のまま仏さまと建物両方残っているのはここだけだそうです。
これがなんとも言えず素晴らしい。
東寺の立体曼荼羅を彷彿とさせる空間
この仏様たち修復の為に東京に出張していたらしいです。お堂から出すのも大変だったとお寺の方が話しているのを聞きました。
修復記念で東京の国立博物館で昨年秋特別展やってたみたいです。だけど一体だけだったみたい。
ここは九体揃ってこそだと思います。
本堂の脇にお地蔵様
本堂からお庭を眺める
外から改めて本堂を見る
池の周りを回って
三重塔へ
残念ながら中は拝めず
浄瑠璃寺を訪れた時のことを堀辰雄が紀行文として書いてるみたいです。
そこに馬酔木のことが載ってるらしく
これも馬酔木かな?
ここは本当におススメのお寺です。
素晴らしかったです。