當麻寺(奈良)104、105、106件目 残り124件
當麻寺 2023.3.12訪問
一挙に3件クリア!
本堂 曼荼羅堂
西塔
東塔
(他にも建築物以外の国宝3件!)
當麻寺も名前すら知らないところでした。
日本最古の国道と言われる竹内街道沿いにあるお寺です。
竹内街道とは推古21年(612年)に日本書紀に難波から京(飛鳥)に至る大道を置くと書かれるんだそう。
当時なので多分百済あたりからやってくる人に日本ってすごいんだぞーと見せつける為に作ったんだろうなと想像します。
元日放送のぶらぶら旅で特集されました。
「行った人がみんな良かったと言う」
その言葉につられて真っ先に今回の旅行の目的地に加えましたがホントよかったです。
ここの目玉は両方とも残っている塔
そもそも塔は必ず二つあるのが本当なんだそう。
ここは奈良時代、平安時代の塔がどちらも残っている唯一の場所とのこと。
西塔の方が新しく平安時代だそうですが、最近修復されたとのことで真っ白です。
ここは元々金堂が本堂だったわけですが、中世に中将姫という藤原家のお姫様が一夜にして織り上げたと言われる(現存)曼荼羅がありそれが有名になり過ぎて曼荼羅堂が本堂になってしまったという話です。
その有名な曼荼羅はお寺で保管されてるとかで見ることはできませんが、曼荼羅を収めた厨子、須弥壇とも国宝でこちらは近くで見ることができます。
厨子の扉は外されてこれまた奈良の博物館寄託中
頼朝が寄進したとかだっけ?
最初入場料の仕組みがよくわからなくて本堂で500円払って、また金堂で500円いるのかと思ってたら共通券でした。(中之坊というところは別料金)
というわけで次に金堂、講堂と回ります。
こんな位置関係
講堂の入口にお寺の人がいて説明を聞きました。
ここは特定の宗派の寺ではなく、持ち回りで真言宗と浄土宗のお寺が担当?している珍しい所だそう。
毎年4月14日に練り供養というものが行われてて、本堂から橋がかけられ中将姫さまが極楽に渡られる模様が再現されるとのこと。
當麻寺のホームページから借りました
絶対に見たい!!!
金堂にはこれまた国宝の仏様もいて、
弥勒菩薩さま(これもお借りしました)
これも国宝の梵鐘
私が行った時には桜には早く椿は見ごろでした。
しだれ桜
花の寺としても有名なんだそうで、練り供養が行われる4月に牡丹も合わせて見に行くのがいいのかなー
秋には奥の院の方丈が公開されるようなのでそこを狙っていくのもありかなー
今回は行っていませんが奥の院も見どころ多そう、ホントに盛りだくさんのお寺でした。
絶対におすすめです。
慈眼院(大阪)103件目!残り127件
2023年3月12日訪問
今回車で関西に行ったのでついでにこの辺の国宝に寄ろうかしらんと調べて出てきたのがこのお寺
正直名前すら知りませんでした。
泉佐野市にあり「じげんいん」と読むそうです。
ナビで出てこず苦労しました。
国宝に指定されているのは多宝塔で国内最小、鎌倉時代のものなんだそう。
さてホームページを見ると拝観は事前にメールで連絡が必要とのこと。
何時からとか書いていなかったので常識的な範囲で朝9時に訪問したいと送るとすぐ返事をいただきました。
ちょうど9時ごろ到着
住宅街のなかにあります。。
左側にインターホンがあったので呼ぶと中から奥様のような方が出てこられ、ここで拝観料1人200円をお支払い。
すると裏に行き柵?のようなものを取って「ご自由にどうぞ」となりました。
これが国宝の多宝塔
手前にある金堂も重要文化財
残念ながら中にはどちらもはいれません。
苔がきれいです
間違いなく国宝です。
わかんないくせに言うなと言われそうだけど古いものは持ってる空気感が違う気がします。
小さいけれど整ってるなと思いました。
庭作業をしている人たちのみで他に参拝者もなくゆっくり見ることができましたが、、何せ外観だけなので15分程度あれば十分でした。
駐車場は無料です。
興福寺(奈良)【既訪問】
とにかく奈良に来ると必ず通るここ興福寺ですが、今回は節分の追儺会(ついなえ)目的で訪問
観覧スペースは整理券で人数制限あり。
観覧スペース以外でも見られますが、豆まきはなく後でスペース内の人だけ持ち帰りできるシステムでした。
2023.2.3訪問
中金堂から南円堂をみて
整理券だけ先にいただき、そのまま春日大社へ行って戻ってきたらちょうど追儺会始まる時間でした。それまでは法要をやってます。
こんな感じで鬼が出てきて・・
人数制限しているだけあってとっても見やすかったんだけど・・
正直子供が小さい頃よく行っていたヒーローショーを思い出しちゃいました。
国宝見なくちゃと南円堂に行ったら国宝はこっちじゃなくて北円堂でした
というわけで翌月リベンジ
2023.3.16
国宝北円堂
柵に乗らないと覗けないようになってます。
ゴールデンウイーク前後に毎年公開してるみたいですね。運慶の作った国宝の仏様もあるみたい
こっちも国宝
あと10日もすれば見事な枝垂れ桜が見られたはず
再建した中金堂とかはうーん🧐と言う感じで正直どうでもいいけれど、やはり五重塔など日本を代表するお寺であることは間違いありません。
私も大昔阿修羅展が九州国立博物館に来た時並んで見たひとりですが、阿修羅はもちろん他にも沢山見るべきものがあるのでここの国宝館だけは絶対に行くべきだと思います。
阿修羅を含む八部衆は特にかなり色彩が残っていて自分の目で確かめて欲しいなと思います。
春日大社(奈良)【既訪問】
初めて春日大社に行ったのは30年ほど前
お盆の万燈籠を見に行ったのですがが、とにかく歩いて暑くてドロドロになった記憶しかありません。
その後コロナ禍に秋夜の奈良旅というイベントが始まったのが2020年のこと。
当時まだ関西に住んでいた子供の家から万燈籠を見に行ったのが2度目
終わると寒くてうどんを食べに。
そして今回節分に奈良にも行こうかなーと調べていて「そうだ!万燈籠があるじゃん!」と気づきました。
これで万燈籠コンプリートです 笑
逆にこの時期以外に行ったことがなく明るい時の春日大社を知りません。
でもやっぱりこの万燈籠は特別
夏は暑いのでやっぱり節分万燈籠はオススメ
だんだんと陽が落ちて暗くなっていき・・
真っ暗がりの中燈籠の灯りだけが見えるのはなんとも幻想的です。
ここからは500円払ってから
死んだら春日大社に献燈するか、醍醐寺に桜を植えて欲しいとは子供に伝えてるけど聞いてるかな
石燈籠は2000基、釣燈籠は1000基あるそうです
中には藤原頼道の寄進したものもあるそう。
だけど、全くどれがどれかわかりません。
0120これはすぐわかるけど 笑
本殿
この時期以外でも年中釣り燈籠を見られる部屋?があるそうで行ってみようかと思ったけど・・
やっぱり遠いです。
若宮15社巡りとかもやりたい!
バスで上まで行くか、気候のいい時にまたいつか行きたいです。
#春日大社
#万燈籠
#国宝
西本願寺(京都)既訪問分
西本願寺と東本願寺は中途半端に時間が余ったなーという時にたまに寄る感じですが、実はスゴイところ。
東本願寺の方が駅に近いので立ち寄る機会は多いのですが、実は西本願寺だけが国宝にも世界遺産にも指定されていると今更知りました。
パッと見た目は同じなんだけど時期はかなり違うみたいです。
聞いたことあるぞ!蛤御門の変
戦いは1日で終わったそうですが、その後の火災で東本願寺、本能寺、六角堂などが焼けてしまったそうです。
勿体無いですねーーということで、東本願寺は明治の再建で西本願寺は江戸時代ということで国宝になったということのようです。
今回泊まったホテルがたまたま2つの間にありじゃあちょっと寄ってみるかとなりました。
ホームページでで見ると無料で案内してもらえるツアーがあるようなのでそれに合わせて行くことに。
2023.2.4訪問
恥ずかしながら、今まで阿弥陀堂と御影堂(共に国宝)の違いも知りませんでした。
しかも何故かここではみえいどうではなく「ごえいどう」が正解だとか。
親鸞聖人の生誕850年の大規模な法要があるとかで準備の為こちらは入られず。
阿弥陀堂のみ中まで案内してもらいました。
ありがたいことに写真も自由に撮ってくださいとのこと。
修復を終えたばかりで仏間?はピカピカです。
遠くに見えているのがこれまた国宝の飛雲閣
京都の三大閣と言われていて聚楽第の一部とも言われてるそうです。ちなみにあと二つはご存じ金閣、銀閣です。
他にも唐門(以前訪問済み)と書院(通常非公開)が国宝です。
書院は時々京の冬の旅とかで公開しているようなのでいつかチャンスがあれば見学してみたいのですが、中々ハードルが高いなー
今回何故東と西に分かれてしまったのかとかも初めて知りました(結局泥臭い理由ですね)
五木寛之の小説なども読んでみたいと思います。
今年は生誕850年で京都国立博物館で親鸞展やるようなのでこれを機にちょっとは勉強してみるかなーー
難しいけど楽しいな。
#国宝
#西本願寺
#京都
北野天満宮(京都)102件目!残り128件!
北野天満宮ずっと行ったことあると思い込んでたら初めてでした。
近所に太宰府天満宮がありきっとこっちがホンマモンだからと対抗意識があったのでわざと行かなかったのかもしれません。
2023.2.3 初訪問
京都節分の旅で四方参りのため行きました。
京都には御所の四方の鬼門を護る四つの神社(吉田神社、壬生寺、北野天満宮、八坂神社)があります。
節分の夜、邪気(鬼)はまず、北東の表鬼門にあたる「吉田神社」に現れ、吉田神社を追われ、次に南東の「八坂神社」、南西の裏鬼門「壬生寺」、そして最後に北西の「北野天満宮」まで逃げてきて、北野天満宮の福部社の中に閉じ込められるそうです。
多少順番は違いましたが今回コンプリートしました。
今回は節分メインのため本殿はあんまりゆっくりは見てません。
追儺狂言は北野天満宮のために作られたオリジナルの福部の神というもの。
あまり良い位置では見られませんでしたが面白かったです(旦那さんは立ったまま寝てました)
その後上七軒の舞の奉納
豆まきと続きます。
太宰府天満宮と同じく牛がいるのねー
でもこの手水舎は京都らしく餅花で飾られてます。
節分のメインは本殿ではなくここ福部社
ここに鬼が閉じ込めまれる👹そうですが、ほとんどの方は素通りしてました。
福部社は十川能福(そごうのうふく)をお祀りしていて、元々は菅原道真公の牛のお世話係だった人物みたいです。
梅もちらほら
こちらが国宝の本殿
豊臣秀頼が作ったそうです。
あれー菅原道真を慕って一夜で太宰治に飛んで行ったはずの飛梅が何故京都に??
梅園もあるけどまだまだです。
京都も太宰府も梅の名所なんですね。
梅ヶ枝餅は福岡だけかーとか色々比べてしまいました。
イベントやってない時にまたゆっくりと来たいです。
りんぷーさん
どうしてもコメント欄に残せません。
いつもありがとうございます。
いつまで続くかわかりませんが頑張ってみます。
大徳寺 聚光院(京都)番外編(絵画)
たまたまネットで見て国宝の襖絵などが里帰りしているという記事を見つけて行ってみることに。
大徳寺は行ったことあったけど境内をぶらぶらしただけ。ただだだっ広い敷地だなーとその時は思っただけ。
実は大徳寺は一休和尚や千利休とも深い関わりがあり、24もの塔頭があり常時公開しているところもあると知ったのはつい最近のこと。
そしてその塔頭の一つ聚光院に、普段は京都国立博物館に寄託されている狩野永徳の襖絵がありこの度里帰りをしていると知りました。
だけどどっちがどっちだかも曖昧な程度の知識しかありません。
中は撮影禁止でしたので写真はありませんが、狩野永徳と父松栄による襖絵46面を本来あるべき場所で見ることができました。
中はガイドさんの案内付きで約40分ほど。
狩野永徳はその才能をお祖父ちゃんの狩野元信に見出され英才教育を受けたんだとか。
当時の主なお城🏯安土城、大阪城、聚楽第・・そんなスゴイ仕事をメッチャ請け負っていたそうですが残念ながらお城は全て無くなり現存する障壁画はほぼないとか。
お父さんの書いた襖絵の裏に永徳がリンクコーデ(とは言わないな)のように書いてる絵もあったり、襖の直角を利用して目線を合わせている絵もあるようで美術館で飾られている状態ではわからないことを色々教えてもらいました。
やはり絵は本来あるべき場所で展示すべきだなと改めて思った次第です。
正直2000円は高い!と思ったけれどとても満足度の高い見学でした。
ホテルに帰ってすぐ、ライブラリでこの本を見つけておさらい。
雪の残るとても寒い日でしたが行って良かった。
国宝の公開もあるようなのでまた行かなくちゃ!
この特別公開は3月26日で終了しました。
#聚光院
#国宝
#狩野永徳